新品トナーを高く売るためのコツを丁寧に解説!
レーザープリンターの買い替えや突然の故障で、使わないままの新品トナーが手元に残っていませんか? この記事では、そんな余った消耗品を少しでも高く売るためのポイントを、わかりやすくご紹介します。
新品トナーを高く売るための基本
新品トナーを少しでも高く売るためには、いくつかの基本的なポイントを押さえておくことが大切です。
商品の状態を丁寧に確認する
未開封・未使用で、外箱にも傷や汚れがない状態であれば、それだけで買取価格は上がりやすくなります。
売却するタイミング
例えば、新しいプリンター機種が発売された直後や、年末のセール時期などは、市場が活発に動くタイミングです。このような時期はトナーの需要も高まるため、比較的高い価格で買い取ってもらえる可能性があります。
複数の売却手段を比較する
オークションサイト、フリマアプリ、専門の買取業者など、トナーを売却できる手段はいくつかあります。それぞれ相場や手間が異なるため、複数の方法を比較して、自分に合った方法を選ぶことをおすすめします。
外箱を未開封の状態で保管する
外箱を未開封のまま保管しておくことは、新品トナーを高く売るうえで非常に重要なポイントです。買取市場では、未開封の状態は新品として扱われ、開封済みのものよりも信頼性が高いため、より価値がつく可能性があります。
外箱をきれいに保つ
前述したとおり、トナーの外箱に傷や汚れがないことも、査定額に大きく影響します。外箱をきれいに保つためのコツは、以下の3つです。
- 購入時から丁寧に扱う
外箱に書き込みがあったり、傷や破れがあったりすると、査定額が下がる可能性があります。業者によっては、完璧な新品でないと買い取ってもらえない場合もあるため、出来るだけ購入時の状態を保つよう心がけましょう。 - 保管場所を選ぶ
直射日光や湿気の多い場所は避け、乾燥した涼しい場所で保管しましょう。こまめに掃除を行い、ホコリを取り除くことも、外箱の美しさを保つ秘訣です。 - 置き方に気を付ける
保管する際には、なるべく上に重いものを乗せないようにし、箱がつぶれないように注意することが大切です。
なるべく新しいうちに売却する
トナーには使用期限や品質保持の目安があり、時間が経過するにつれて、品質劣化のリスクが高まるため、市場価値は下がっていきます。
仮に未開封であっても、製造からの経過期間が経ってしまったトナーは敬遠されがちですので、できるだけ早めに、使用期限内に売却することがポイントです。
トナーを高く売るための具体的な方法
この章では、新品トナーの買取のコツを4つご紹介します。
1.価値がつきやすいメーカーを把握しておく
トナーのなかでも、高価買取が期待できるメーカーや型番があります。特に、HP(ヒューレット・パッカード)やCanon(キヤノン)、Brother(ブラザー)などのメーカーはプリンターの普及率が高く、それに対応する純正トナーの需要も安定しています。こうした人気メーカーの製品は、市場での流通量が多いため再販しやすく、比較的高値で取引されやすい傾向にあります。
さらに、同じメーカーでも型番によって買取価格に差が生じることがあります。たとえば、法人向けの業務用プリンターに使われる大容量タイプや、生産終了後に入手しづらくなった型番のトナーなどは、需要があれば思わぬ価値がつくことがあります。
2.色をセットで揃える
トナーを高く売りたい場合、色をセットで揃えることが大きなポイントになります。特にカラー印刷用のトナーは、「シアン・マゼンタ・イエロー・ブラック」の4色セットが基本です。このセットがすべて揃っていると需要が高まり、買取価格も上がりやすくなります。
買取業者がセット品を重視するのは、再販時に購入者がすぐに使用えるセットを好むためです。たとえ外箱が開封されていたとしても、全色が揃っていれば一定の需要が見込まれます。トナーを売る際は、できるだけセットで保管することを心がけましょう。
3.まとめて売る
トナーをまとめて買取に出すことは、単品よりも高めの査定額がつく可能性があります。複数回に分けて少量ずつ売るよりも、一度にまとめて出す方が手間がかからず、時間も節約できます。
不要なトナーが複数ある場合は、一括で依頼することを検討してみてください。効率よく処分できるうえに、より良い価格での売却につながる可能性があります。
4.複数の業者を比較する
複数の買取業者を比較することも、できるだけ高く売る手段の一つです。条件を総合的に見て、最もメリットのある業者を選ぶことが大切です。
事前に公式サイトやサービス内容をチェックし、口コミやレビューを参考にすることで、信頼できる買取専門店を見極めましょう。
このように、比較検討を怠らず慎重に選ぶことで、より高く・よりスムーズにトナーを売却することが可能です。
使用済みや期限切れのトナー買取
新品トナーに注目が集まりがちですが、使用済みや期限切れのトナーにも買取ニーズは存在します。
使用済みのトナー
「もう使えないだろう」と思っていた使用済みのトナーでも、一部の店舗では回収を受け付けているところもあります。
どの買取店で回収が可能かについては、事前に調べておきましょう。店舗へ渡った使用済みトナーは、リサイクルトナーとして安く販売されています。
開封済みのトナー
開封済みトナーでも買い取れる店舗はあり、価格がつく可能性があります。ポイントは以下の3つです。
- トナー本体が未使用であること
- 外箱やパッケージが大きく傷んでいないこと
- 付属品(説明書やシールなど)が揃っていること
ただし、一度開封してしまうと、トナーの品質が劣化して固まる可能性があるため、買取を断られてしまう場合もあります。買い取りに出す前に、状態を確認することが大切です。
期限切れのトナー
期限切れのトナーは、製造から一定の期間が経過したものを主に指します。期限が切れていても、未開封であれば引取や買取対応が可能な店舗もありますので、捨ててしまう前に、一度問い合わせてみることをおすすめします。
まとめ
プリンターの買い替えや環境の変化により、使わないまま残ってしまった新品トナー。もう使わないからと放置するより、まだ使える資源として活用することで、意外な価値がつくことがあります。
高く売るためには、外箱の状態、使用期限、売るタイミング、セットの有無、そして信頼できる買取専門店選びが重要です。これらを押さえたうえで、まずは買取業者に相談してみましょう。
「もう使えない」と決めつけず、一度査定に出してみることで、思わぬ価値が見つかるかもしれません。